のらりくらり

いつだって漂っていたい

美しく舞うしなやかな体躯のその先にある指のきらめき

ふと、目に入ったので久しぶりに「黒鷲旗」決勝戦を録画してみた。
バレーボールヲタだったのはもう10年以上前。そりゃあ選手も入れ替わってますよね……知らない人ばかり。
ただ、チャレンジリーグ優勝して来季からVリーグに復活するJTと、万年上位争いイメージのあるNECという対戦だったので、ウキウキと見ていた。
それだけじゃない。わたしがバレーにはまったのはアテネオリンピック予選のことなのだけれども、その時主将を務めていた吉原知子さんがJTの監督になっていたから。
しかも、吉原さんはチャレンジリーグ優勝、Vリーグ復帰と早速結果を出してらっしゃったので、どんなバレーをするのか楽しみだった。
そしたら、粘り強くて泥臭い試合をすること!(褒めてます) 

※自分用に結果を貼っておく。
2-0とカウント先行されながらも、フルセットまで持ち込んで勝利するという感動的な展開でした。しかも、毎セット白熱してた。先行されてた第一・二セットが31-29・27-25というところからもわかるように、とにかく粘り強いバレーだった。
それだけ白熱した試合をすると、「ここまで頑張ったのにセットが取れなかった…」と弱気になって諦めがちになるチームが多い(特に日本は)気がするのだけれども、意識が途切れることなかったところがすごかった。第三セットも攻めに攻めて、ギリギリながら25-23で勝利。このセットを取ったことで、JTが勢いに乗る。第四セットは今までの展開から考えると楽に取れた方。
ただ、第五セットがまたわからなかった。JTが前セットの勢いのまま行くかと思いきや、NECに連続ポイントを許して追いつかれそうになる。そこをなんとか逃げ切ってギリギリ勝利、といった印象。
手を抜いたとかじゃなくて、単に気力の限界が来ていたのだと思うよ…だって決勝戦まで5日連続?試合だったそうなので。どんな無茶なスケジュールですかっての…

久しぶりにバレーボールを見ると燃えてしまうなぁ。JTさん、おめでとう!来シーズンは1回くらい見たいな…
室内競技女子がかわいいのは、日焼けしないからだ!と気付いたわたくしでした。