スゥィートでスゥィートだねと君が言い戸惑い胸が痒くなる夜
またもや「できしな」の話を感情のままに。していたのが前回放送後のことで、酔っ払っていたので支離滅裂な文章だったので一旦引っ込めて、手直しして改めて出させていただいております。
＊＊＊
瀬戸くんがかわいすぎますが何事。
今週のラストは「諒太郎くんやっぱりモテモテだったね☆」とか「遊び人だったね☆」とかそんなんじゃなくて、単に「さみしかったのね……！」という結末に思えてしょうがなかったので、わたしはもう諒太郎さんに支配されてんじゃないかと思います。諒太郎さん飼いたい(違う)
前回の「何で俺だけ本気にならないといけない訳？」「俺だって、傷つくのはやだよ」は名言でしたが、今回の「普通って楽しい？普通じゃない方がわくわくしない？みやびさんは一緒にいて疲れないし、雰囲気落ち着いてるし、こっちにガッてくる重さもない。それに…俺に振り向かない。だから追ってて楽しい」も相当な名言でしたね。
このドラマ、藤木直人さん演じる十倉の恋愛指南が中心になって話が進むけれども、わたしの心に響くのは諒太郎くんの言葉の方なんだよなぁ。つかみどころのない「フェアリー男子」が、時折に見せる本音。いつも正論ばかり飛ばすような人間より、いつもはヘラヘラしていて摑みどころがない軽薄な人間の方が、本当のことを言った時の破壊力は増す。
あの塩梅が計算されているのであれば、すごいと思うわ。(脚本家は金子ありささん、覚えた)
ちなみに勢いのままに瀬戸くんに落ちてしまうか、と思って静止画を漁ってみたのですが、いまいちピンとこず。動いてる姿の方が魅力的なんだなぁと気付いたのでした。
キャストのインタビュー、それぞれ読み応えあったのだが、(美紀さんは相変わらず素敵なお方でございますね、インタビュー｜金曜ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』：TBSテレビ)徳井さんのが印象的だった。
恋愛相談は異性にすべき、という主張はなるほどな、と。そして、徳井さんがこの恋愛理論に全力で肯定してらっしゃることからも、このドラマには男性側からのメッセージがつまっているのだろう。建前上は「結婚できないアラフォー女子に既婚者勝ち組セレブ男が恋愛指南をして差し上げる」というドラマだけれども、本音は「女性に男性を理解してもらうためのドラマ」っていうところにある気がして仕方がない。そんなところが新時代だなぁなんて感じた。当たり前だけど、女は黙って男について来い、という時代は終わったのね。
しかしタイトルは「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」ですからね。そこに結婚できない女性のプライドや恥じらいを見ることもできるけれど、わたしはそういう選択ができる女性の強さを見た。そういう意味でも、新時代に相応しいドラマだとおもうのよね〜。
ちなみに、先ほどから新時代と言ってるけど、定義はありません。勝手に感覚だけで言ってます。タチが悪い。
つまり、一見男が女になにかをしてあげるドラマに見えるけれど、その実、力関係は逆転してるんだわ。
＊＊
お笑い芸人さんって、普段からお笑い芸人である自分を演じてらっしゃる方が多いから、大抵みんな演技の仕事でものびしろがあるのだろうなぁ。
＊＊
上で散々瀬戸くんかわいいピギャーと叫んでますが、今期一番気になってるのは柳楽優弥くんで す …わ、わかりやすいナァ。
このドラマも女子が強いよね。
＊
あとはトットてれびの素晴らしさも語らなきゃ！いけないね！！
