のらりくらり

いつだって漂っていたい

その子二十櫛に流るる黒髪の 毛先が痛み春を夢見ゆ


あまりにも有名な与謝野晶子さまの歌を、本歌取りしてみました。
驕りなんてものを秘めることもなく、口に出すことすら躊躇わない。無自覚な暴力はとてもじゃないけれど、美しくない。
若さは正義だしそれだけで許容されるところはある、そしてそれらはあるがままであればあるほど時に美しくなる。
…とは思っているものの、だからと言ってなにをしても良い訳ではなく。あまりにも傲慢であれば、美しさの真逆をいってしまうよなぁ…

「今の若い子」という言葉はすきじゃないけど、この言葉は失われることはないのだろう。含まれる侮蔑の意も含めて。

来年の読書目標は、恩田陸制覇→関連する書籍を読み漁る、という大学時代にすべきであった内容にしようかなとふと思い立った。
今はとなかく仕事で手にする本を読んでいる。
兎にも角にもはやく積ん読なくして、千早さんの本を手元に置きたいです。