のらりくらり

いつだって漂っていたい

昔から変わらぬ眉の凛々しさに今に繋がる歴史を見てた

宇野きゅんのはなしをしようと思ったのですが、ふと思い立ったことがありましたので、決意表明を先決したいとおもいます。

夜行バスには金輪際乗らない、
と今日決定しました。
なぜか。単純な話ですが、夜行バスってわたしたち乗客にとっては人間本来の形で、夜に寝ているだけで目的地に着いているという都合のいい道具なわけですが、それは「人間本来の生活」を諦めている人によって成り立っているわけだっていうごく当たり前のことに気付いてしまったからです。
「夜行バス」が残り続ける限りは、「人間本来の生活」を捨てる人がいる。望んでそうしているひともいれば、そうじゃないひともいる。後者の方が多いのではないか。そして、本来夜に行動しないはずの人間という生き物にとっては、夜の時間に“ただ一人、孤独に”仕事をしなければいけないということは責任が重いことだし、モチベーションを保つことも大変だ。更には、コストパフォーマンスも落ちるでしょうよ。だからこそ、高速バスは昼より夜の方が値段が高い。だって運転手の生活を犠牲にしているから。
極論ですが、「夜行バス」というシステムをなくすためには、乗客を減らす他ない。
ということで、わたしはもう夜行バスには乗らないと決めたのです。
今までは「できるだけ安くよいものを」がモットーだったけれど、これからは「対価を払うに相応しいものか」を吟味しながら生活していこうと思う。もう三十路なのだし。それは「拘っている自分」に酔うためではない、けして。そうやって社会を向上させていく手段もあるのだと気付いたからだ。
4/28(木)ゲスト参加したたまむすびにて「ゲームに投じるお金はお布施代わりだ(意訳)」と大吉さんがおっしゃっていたけれど、まさにそうだと思う。だから好きなものにはお金を投下する。投資する。糸目なんてつけない。

ここで気を付けなければいけないのは、「対価を払ったから相応しいものであるはず」という仮定論に縛られること。目的と行動を違えてしまうひとが、最近は多すぎるのではないかとおもう。
話はそれるけれど、行列に並ぶのだって良いとされるものを確かめるために行くのでしょう。しかし、待たされたら待たされただけ、期待は高まる。割に合わないことなんてみんな好きじゃないのだから「よいものであるはずだ」「あるべきだ」と考えるようになる。そして実体験後、よいという実感を得られなくとも、長いものには巻かれる日本人は自分だけがよいものを理解できていないのではないかと不安になり、自分の感覚を裏切ることもあるのだろう。自分の感覚よりも、大衆の意見。もしくは、対価に見合わないものを自分が掴んでしまったという事実を認めくないがゆえに、自分に嘘をつくこともあるのだろう。自分の本音よりも、建前。
日本人は結局、同調文化だから「口コミ」に頼りがちだし信じがちなのだろう。本来は自分でリサーチして、良いものを探す。もしくは、偶然に良いものと巡り合う。それでよかったはずが「もったいない精神」「承認欲求」によって、自分で挑戦するという過程を省きたがる人間が増えてきたのだろう。ある意味、「少しでも安くよいものを」精神に近いものがあるな。

人には好みがある。だから万人受けするものなんて作れないはずだ。何においてもそう。それでいいのに、万人に「よいと認められている価値」に染まろうと必死な人たちは、手段を違えている人がおおくて、見てられない心地になることがある。しんどくないのかな、見ているこっちはしんどいよ。もっと自由に生きればいいのに。それが自分を大切にすることに繋がるのに。

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なぜだろう、年を重ねるにつれテクノロジーに染まりゆくこの世の中に対する警鐘が頭の中で強く鳴り響くようになってきた。使うべきところとそうでないところの境目が曖昧になって、無闇矢鱈とテクノロジーに頼っているからか。便利さに支配されると、人間本来の本能を失うのではないか。
本能のまま生きるのは難しいけれど、もう少し自然と共存して生きていたい。日が昇る時間に生きるために起きて、社会を回すために働いて、死にゆく前になにかしらの爪痕を残すために考えて、お腹が減ったらご飯を食べて、疲れを癒すために太陽が沈んだら眠る。これだけでいいはずだ。あと華大さんがいれば癒されるし幸せも感じられるから、充分(いきなり)
シンプルに生きたい。そのためにいらないものは積極的に削ぎ落としてしまいたい。

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はー、結局うのきゅんにたどり着けず…これ、宇野きゅんを思って考えたタイトルだったのに。しかも全くもって論理的でないというか構成がなっとらん。
ていうか新ドラマの話もしたいし、サプライズが象徴する現代若者の特徴についても話したい。NGKの思い出についても。この先中途半端なものは淘汰されゆくのではないかということも。
多いなぁオイ。