のらりくらり

いつだって漂っていたい

生活のリズムが変わるそのことを何より恐れ恋が遠のく

前のエントリ(2016-1-24)※、最後どうなってるんですか。なにゆえ顔文字の表情だけ註釈になってるんですか。睡魔のなせる技…
 
2016年二度目の宙組観劇行ってきました。
正確には前回芝居観劇できなかったので、芝居は初見でショーは二度目ですね。
 
▶︎『Shakespeare 〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』生田大和
幸福絶頂期(現在)〜過去の回想〜成功と利用と解体〜再生、といった内容か。主役2人が夫婦であり子供(ハムレット)もいるというところから始まるから、初めから多幸感パない。宝塚ってよくわかんないうちに主役2人が恋に落ちて勢いのままにくっついていることが多々ある。そのプロセスがよくわかんないと、やはりモヤモヤしてしまうけど、今回はその過程をすっ飛ばして初めから恋仲だったことで、そういうモヤモヤが生まれずに済んだのは良かったなぁと。
 
けれども、ストレスのない序盤に比べて起承転結の「転」におけるやりすぎ感がちょっと。
子細を言えば、真風扮するジョージのキャラクターの不安定さですな。ポスター見た時に感じた興奮やいずこ。「まかぜが!髭!まかぜが!攻める!まかぜが!!」という興奮やいずこ。キャラ全然違ってたやないか(それはわたしのせい)。
まぁでも、わたしが想像していたキャラクターとは違っていたにせよ、”やり手のお色気妻の掌で転がされて”悪いことをする真風というのは、割と彼の性質を生かしたところだからいいのだけれども、なぜか「転」にて砕けたコメディタッチの役になってしまったのが…個人的には残念でした。端的に言うと、最初から最後まで悪役な真風が見たかったんだわ。「白昼の稲妻」のランビエールとかさ。…それは水さん引きずってるな。
あとお芝居でびっくりしたのが、 線の細いイケメンが割といい位置に常にいて、見たことある顔だけどなんかちがう、新しく抜擢されてる若手??とおもっていたら純矢ちとせさんんんん????面白い試みですな…
 
ちょっともう雪組見ちゃって記憶も曖昧になりつつあるので、ショーは演目通り駆け足で。 
・オープニングからかっ飛ばしてるさすが藤井先生
・アイドルソングを歌うアイドルみりおんかやいすぎかフエフエ
・懐メロメドレーいいなぁ、さすが藤井先生
・メ組のメ!
・芝居ショーどちらでも美穂さんのラスボス感
・ちょっとデジャヴ、ドリキンのロッソに似たシーン
・やっぱりもんちが好きだ?オペラ装備してないときはパッと目につくなぁ
 
で。
最後に言いたいのが、わたしの視線泥棒について。気がついたらこの子ばかり見ていて、その瞬間はわたし他のひとたちのことを全て棄てていて、それでもいいと全てを棄ててあなたを選びますと、そんなマグマをいつの間にか胸に灯して和希そら。
いやほんと…いっそファンクラブ入ろうって劇中は思ってましたよ……彼の放つ圧倒的な陽のオーラがすきなんだ…120%健康な人間そうなあの雰囲気と単純にド好みの顔がすきなんだ……
昔は己の内部との共鳴を求めている節があったけれど、今は逆に底抜けに明るい人に惹かれる傾向にありますな。華丸さんとか。華丸さんとか。
いやもちろん共鳴を欲する節はある、つまり華大さんの最高ばんじゃーい!ってことどす(結局かーーーッ!)

※本当は1月末に更新するはずだったものです。